キリン協和発酵は新薬開発などを中心に行っているキリンの関連会社であり、協和発酵が持っている発酵技術を生かした新たな薬品やその他の化学製品を生み出している会社です。一般にはあまり馴染みのない会社ではありますが、その技術は身近なところで使用されています。
一方、宇部興産はセメントなどで非常に著名な会社ですが、その技術を生かしたバイオテクノロジーにも多数の成果を上げている会社であり、安定した業績を上げている会社です。
両社の共通点と言えば、あまり表立って私たちがその製品を使用することは少ないのですが、様々な化学製品の基礎となる部分を製造している企業であるため隠れたところでその製品が使用されている点にあります。その為投資家から見た場合に目立った業績は非常に見えにくい部分が有りますが、社会への貢献度は非常に高く、その為業績も比較的安定しているところです。
また、製品自体や企業の活動自体が直接的に我々の生活に密着していない点から、株主優待も特に行っていないところも共通しています。これは広く社会に貢献するといった信念のもと、企業活動で得た利益を広く製品開発や社会貢献に活かすという信念から来ている部分であり、この点も共通しています。
両社は経営状態に置いてはキリン協和発酵状況も宇部興産状況も安定して推移しているため、なかなか株を販売するといったタイミングを見極めることは難しいものです。また会社の性格上非常に社会貢献度の高い会社でもあるため、急激に株価が上昇する、もしくは下落するといった事は特段大きな事象が発生しない限りは余りないと考えた方が良い銘柄でもあります。その為販売を行うタイミングは非常に難しいとも言えますが、社会貢献に寄与するといった考え方であれば保有しておきたい銘柄とも言えるでしょう。